山陽鉄道会社(現・JR山陽本線)が日本初の通学定期を発売したのは、1896(明治29)年のこの日のこと。沿線の学校に通う児童・生徒のために発行したもので、1カ月の定期代は往復運賃の半額を25倍したものを半額にして算出された。ちなみに、同鉄道は長距離急行列車の運転や食堂車の連結など、日本初の設備・サービスなどが多い。